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漁船向けITサービス会社に5000万円出資  ふくおかFG


漁のデータなど分析

㈱ふくおかフィナンシャルグループ傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(福岡市中央区天神2丁目、福田知社長)は2月21日、運営するファンドを通じて漁船向けソリューション提供の㈱ライトハウス(同区天神1丁目、新藤克貴社長)に5000万円出資した。  ライトハウスは、漁船をはじめ船舶の操業データや漁獲データを収集、蓄積して、各データをIoTを通じて共有と分析、活用する船舶プラットフォームを提供。IT業界でも漁の効率化、売上拡大につながるサービスは珍しく、今後の同社の成長を見込み出資した。漁船団を対象に船団運営支援機能「ISANA」サービスは、船団の各船の位置情報、魚群探知機などの機器情報、船上カメラの画像情報を船団内に共有、記録し、コミュニケーションロスの最小化と漁の判断の精度向上につながるなど、注目を集めている。同社では「ベンチャー企業への出資のほか、お客さまのニーズや企業ステージに応じた最適なソリューションを提供することで、地域経済発展への貢献に努めたい」と話している。

2020年3月3日発行