温浴施設運営会社と事業提携　トイポ

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週刊経済2021年3月2日発行

サービス提供分野の拡大図る

ＩＴサービス開発の㈱トイポ（福岡市中央区大名２丁目、村岡拓也ＣＥＯ）は２月１８日、中部・九州地方を中心に温浴施設を展開する㈱ウェルビー（名古屋市中区栄３丁目、米田行孝社長）と事業提携を結んだ。
トイポは、これまで福岡の飲食やアミューズメント業界を中心にクーポンやポイントカードを一括管理するスマホアプリ「ｔｏｙｐｏ」を展開してきたが、温浴業界へのサービス提供の幅を広げるために、ウェルビーと共同で検証を進めていく。また、ウェルビーが展開する温浴施設「ＷＥＬＬＢＥ」の利用者は、ｔｏｙｐｏ上のＷＥＬＬＢＥアプリを通じてさまざまな付加価値を得ることが可能になる。例えば、これまでＷＥＬＬＢＥ利用者はサウナ利用ごとに料金を支払う必要があったが、ｔｏｙｐｏアプリ経由でサブスクリプションプランに入会することで、月額固定でサウナ入り放題、今後はさらにアプリ上で「回数券」という決済から残り使用回数や有効期限など管理できる機能なども搭載予定。
トイポは「温浴業界とのコラボレーションは初めて。今後もアプリを活用した便利な体験をお客さまに届けていきたい」と話している。
ウェルビーは１９５４年３月設立。事業内容は浴場、宿泊施設、クアハウス、料理飲食店、駐車場事業の経営。名古屋に３店舗、福岡に１店舗サウナ＆カプセルホテル「ＷＥＬＬＢＥ」を展開している。