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温浴施設「月の湯」内にコワーキングスペース ケーワン
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週刊経済2021年7月6日発行
除菌機能付き照明を設置
建築設計・デザイン、飲食業の㈱ケーワン(福岡市南区寺塚1丁目、梶原一彦社長)は6月23日、温浴施設「博多の森 湯処 月の湯」(同市博多区東平尾1丁目)内にコワーキングスペースをオープンした。
名称は「Co・Spa(コスパ)」。これまで休憩所だったスペースを改装した。フロア面積約50㎡。席数はフリー席16、固定席4、個室1室の計21席。ウイルス対策で、UVA紫外線LEDを用いた除菌機能付きの照明を設置している。福岡空港に近い立地を生かし、出張が多く空港近くに仕事ができる拠点を設けたい人や、フリーランスのエンジニア、デザイナーなどのクリエイター層の利用を想定する。料金はいずれも月額で、フリー席1万9800円(税込)~、固定席3万800円(同)~、個室5万5千円(同)。単発の1日利用1650円(同)のプランも設けた。会社登記も5500円(同)で可能。入会金は1カ月分の席料。利用者特典で風呂とサウナが入り放題になるほか、食事処やリラクゼーションの割引がある。営業時間は午前10時~深夜0時。運営はグループ会社でLED照明機器の開発製造、販売を手掛けるI‐Light(福岡市南区寺塚1丁目、竹田昭典COO)。
同社では「コワーキングスペース&スパをコンセプトに、コストパフォーマンスも高いという意味で命名した。在宅勤務で公私の区別が付きにくい人、地域や異業種のネットワークを広げたい人などにも利用していただきたい。まずは月間50人の利用を目指す」と話している。
同社は2007年9月設立。資本金100万円。従業員8人。サーティワンアイスクリームのFC店を3店舗(福岡市早良区、城南区、粕屋町)展開している。