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温泉モニタリングの共同試験を開始 西日本技術開発
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地熱資源をAIで分析
九州電力の子会社で電力整備などのエンジニアリングを手がける西日本技術開発㈱(福岡市中央区渡辺通1丁目、中村明社長)は10月、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)らと地熱発電の共同試験を開始した。
大分県別府市で温泉モニタリングシステムの実証試験を実施する。同システムは、温泉に設置したモニタリング装置から温泉水の流量や温度などを集計し、人工知能で分析。地熱資源の連続した監視や適正管理の実現を目指す。実験は同社とNEDOのほか、横河電機、地熱エンジニアリングが参加。2020年度末まで実施する。今回の実験結果を踏まえて、大規模な温泉モニタリングシステムの実用化を計画しており、2020年末までに開始する予定。
2019年10月29日発行