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渡辺通2丁目に障がい者支援の雑貨店 県就労支援協同組合


週刊経済2022年11月22日発行

福岡市内40事業所の利用者が手掛け

障がい者の就労を支援する福岡県就労支援協同組合(福岡市中央区舞鶴1丁目、中村信二理事長)は10月1日、同市の委託を受けて同区渡辺通2丁目に菓子雑貨店を出店した。
障がい者の工賃向上を図るため、同日開設した「福岡市障がい者工賃向上支援センター」が運営するもので、市内40事業所の施設の利用者が作ったアクセサリーやハンカチ、器などの雑貨品、またクッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子など販売する。場所は西鉄薬院駅構内1階、店舗面積は約60㎡。アイテム数は約700種。同センターの河野裕美さんは「店内は明るい雰囲気にし、百貨店で販売しているお洒落な雑貨も揃えている。ぜひ足を運んでいただきたい」と話している。
同組合は2019年3月に県の認可を受けて設立。中村理事長は教育事業の㈱日本学術講師会(1987年設立)の社長、一般社団法人学術の森、合同会社HLサポート代表を兼任し、教育や福祉の分野で社会貢献活動に尽力する。