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減収増益、不動産、新媒体で収入積み上げ 西日本新聞
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経常利益は黒字化
㈱西日本新聞社(福岡市中央区天神1丁目、柴田建哉社長)単体の18年3月期決算は、売上高は前期比8・9%減の225億3300万円、経常利益は同9・5%増の4億9700万円で、減収増益となった。売上高は12期連続の減少。
営業収入は、新聞事業部門で販売3・8%減、広告5・5%減と前期を下回った。新聞外事業収入はグループ会社に事業収入を移管したため減少となったが、不動産や新媒体による収入を積み上げたという。営業費用は部数減と建てページ削減により用紙費が7・5%減少となったのをはじめ、人件費、一般経費とも節減し、全体で8・8%減の224億3900万円。営業利益は9300万円の黒字を計上している。また、営業外収益を加えた経常利益も黒字。税引き後の当期純利益は前期の2倍以上の8億6800万円を確保した。
また、グループ会社15社との連結決算は、売上高が前期比2・1%減の535億2600万円、経常利益は同5・8%減の19億3700万円で、減収減益。営業費用は同2・1%減の519億2200万円となっている。
2018年7月10日発行