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清川2丁目にIT活用宿泊施設の第4弾 リクリエ


訪日外国人やビジネスマン向けに

ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は2月1日、同市中央区清川2丁目にITを活用した宿泊施設「グランドベース天神」をオープンする。
同社では2020年内にIT活用の宿泊施設・スマートホステルを全国50棟展開する計画を立てており、今回はその第4弾。
場所はパチンコ店「ヴィーナスギャラリー清川店」西側。建物は重量鉄骨造り4階建てで、延べ床面積は約450㎡。全6室で、訪日外国人に人気のメゾネットタイプ(最大6人宿泊可)とビジネスマン向けの部屋の2タイプをそれぞれ3室用意している。定員は20人(同伴の子供含む)。宿泊客はフロントに置いたタブレットで自動チェックインが可能で、入室時はスマートロックに暗証番号を入力し開錠する仕組み。客室には高速無線Wi―Fiのほか、4カ国語に対応したタブレット端末を備える。同社では「これまで次世代型ホテルを展開してきたが、今後は月間の稼働率でなく時間軸での稼働率を意識したホテルの企画を立ち上げていきたい」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。宿泊施設・民泊物件のサイト「Airbnb」の運用代行をはじめ、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。また、昨年7月には積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結し、これまでに博多区博多駅前4丁目に1棟、中央区春吉2丁目に2棟オープンしている。

2019年1月22日発行