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消費者物価指数、両政令市で前年比3%超の上昇 福岡県


週刊経済2024年1月30日発行号

「調理食品」の値上がりが主因に

福岡県は1月19日、2023年の福岡市・北九州市の消費者物価指数の概況を発表。総合指数は両市ともに前年比で3%超上昇した。
2020年を「100」として計算する総合指数では、福岡市は104・9で前年比3・3%上昇、北九州市は105・8で同3・2%上昇した。変動に寄与した項目を中分類で見ると、上昇項目では両市ともに「調理食品」がトップで、福岡市では同10・5%増、北九州市では同10・8%増と大幅に上昇。そのほか、「菓子類」「外食」などの項目が上位に入った。大分類で見ると、「食料」「家具・家事用品」の上昇幅が両市で目立った。反面、下落項目では両政令市共に「電気代」がトップで、共に16・6%減となった。なお、2023年の全国平均は総合指数で105・6、同3・2%増となっている。