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消費減速・円安などで業績予想を下方修正 ナフコ


週刊経済2024年9月11日発行号

利益は当初予想比約3割減に

ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する㈱ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、石田卓巳社長)は8月9日に発表した4~6月の第1四半期決算で、来年3月期業績予想を下方修正した。
物価上昇による消費減速懸で、売上高は期首予想より22億1600万円少ない1907億8400万円、利益面では円安の進行、原材料費の高騰、価格競争などで売上総利益が当初計画値を下回る見込みとなったことから、営業利益は予想比29・6%減の45億7600万円、経常利益は32・0%減の4億2900万円、当期純利益は24・0%減の28億7100万円に予想を下方修正した。
今回の第1四半期決算では、売上高と営業収入を合わせた営業収益は前年同期比6・3%減の486億9100万円、営業利益は43・6%減の15億1100万円、経常利益は43・2%減の15億2700万円、四半期純利益は40・5%減の9億6300万円となっている。