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消費増税前駆け込みで分譲マンションが33%増  県内住宅着工件数(年間)    新設住宅は4万1355戸


 独立行政法人住宅金融支援機構九州支店(福岡市中央区天神4丁目、渡邊靖司支店長)が発表した2013年(1月~12月)の福岡県内の新設住宅着工戸数は、前年比14・5%増の4万1355戸だった。
 全国、九州ともに前年比二桁増となる中、県内では前年比5000戸増、リーマンショック後の09年と比較して約1万2000戸の増加となった。景気回復と消費増税前の駆け込み需要が重なり、特に分譲マンションは2倍近く増えた月もあった。着工件数が唯一落ち込んだ1、12月以外は両月とも分譲マンションの減少が影響した。消費増税の駆け込みも終わった10月以降は、分譲マンションは低調に推移している。
 内訳は持ち家が12・9%増の1万1487戸、賃貸が8・5%増の1万9242戸、分譲マンションが33・4%増の6462戸、戸建て分譲が18・6%増の3815戸だった。