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消費増税など影響しマイナス幅が拡大  九州・沖縄地区中小企業景況調査


福岡県は0・9P悪化

(独)中小企業基盤整備機構九州本部(福岡市博多区祇園町、山地禎比古本部長)が3カ月ごとに実施する九州、沖縄地区の中小企業景況調査の全産業の業況判断DI(「好転」—「悪化」/2019年10月〜12月期)は、前期差3・6ポイント悪化のマイナス17・1だった。福岡県は0・9ポイント悪化のマイナス13・2。
消費増税などが影響し、九州・沖縄全8県で業況が悪化し、2期連続でマイナス幅が拡大した。事業別では、サービス業が0・2ポイント改善のマイナス11・4だったものの、卸売業が9・2ポイント悪化のマイナス30・4、小売業が6・7ポイント悪化のマイナス26・5、建設業が5・3ポイント悪化のマイナス5・5、製造業が4・3ポイント悪化のマイナス18・6と、4業種で業況が悪化した。
同調査は中小企業基本法で定義する九州、沖縄地区の中小企業を調査対象に集計(11月15日時点)しているもので、今回で158回目。2852社に聞き取り、有効企業数2730社で、回答率は95・7%だった。

2020年1月7日発行