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海外留学生向け安否確認サービス開始 コム・アンド・コム


東京海上HDのグループと共同開発

安否確認システム開発の㈱コム・アンド・コム(福岡市中央区天神3丁目、安田実男社長)は9月1日から、海外留学生向けの安否確認サービスの提供を開始した。
損保大手の東京海上ホールディングス㈱(東京都千代田区丸の内1丁目、小宮暁社長)のグループ会社・東京海上インターナショナルアシスタンス㈱(東京都中央区銀座5丁目、太田征宏社長)との共同開発。
東京海上インターナショナルアシスタンスが提供している日本人海外留学生向けの電話相談や事故対応のサービス「留学生トータルサポートサービス」のオプションとして、コム・アンド・コム開発の安否確認サービス「Life Mail(ライフメール)」が受けられる。安否確認のほかに、外務省が海外にいる日本人向けに現地の自然災害やテロ、デモ行進などの情報を配信するサービス「たびレジ」の情報がLINE経由で受信できる。契約は学校単位で、年間100校の成約を見込んでいる。
安田社長は「これまで国内を対象に安否確認サービスを提供してきたが、今後は海外の日本人向けにもサービスを拡大する。今回はその第一段階」と話している。
㈱コム・アンド・コムは2000年2月設立。資本金1億8018万円。決算期は6月。従業員9人。
安田社長は福津市出身。1962年7月11日生まれの57歳。中央大学商学部卒。趣味はトランペット。

2019年9月10日発行