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海外店舗が好調に推移し売上高131億円 力の源ホールディングス


国内外で244店舗に

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、河原成美社長)の2018年9月期中間決算は、売上高が前年同期比11・4%増の131億1600万円、経常利益は同0・2%増の4億1000万円で増収増益となった。
セグメント別にみると、国内店舗運営事業では10店を出店した一方でベーカリー業態4店を閉店。店舗数は140店となり、売上高は前年同期比1・9%増の76億6400万円、セグメント利益は人件費や原材料費、物流費の上昇が影響したことで同22・1%減の4億900万円となった。海外店舗運営事業では、中国、台湾、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアへ出店し、13店増加の95店。既存店が好調に推移し、売上高は同44・5%増の39億7000万円、セグメント利益はライセンス先からのロイヤリティ収入が増加したことで約2倍の2億7300万円の大幅増益となった。
国内商品販売事業では前期のカップ麺製造販売の廃止や商品自主回収などの影響で売上高は同8・2%減の9億9500万円、セグメント利益は物流コスト増などで同47・6%減の1200万円となった。その他の事業では、コンサルティング事業の着実な成長で売上高は同14・3%の4億8500万円、セグメント利益は1500万円の損失(1100万円改善)となった。
通期の売上高は同11・4%増の272億4300万円、経常利益は13・0%増の9億8500万円を見込む。

2018年11月27日発行