海外リモート出張代行サービス 　アスリエ

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アジアクリック、ビジネスエンジンアジアと共同で

外国人人材採用、定着支援事業などを手掛ける㈱アスリエ（福岡市中央区西中洲、寺中祥太社長）は５月２５日、訪日インバウンドＰＲなどを手掛ける㈱アジアクリック（東京都、高橋学社長）、企業の海外進出支援などを手掛けるビジネスエンジンアジア（シンガポール、小桑謙一代表）と共同でＡＳＥＡＮ地域へのリモート出張代行サービスを開始した。
サービス名称は「ＡＳＥＡＮ 海外リモート出張代行」。新型コロナウイルスの影響で、海外への渡航が困難な中、各社の現地駐在員が市場調査や営業訪問、工場や倉庫での納品確認や立ち合い、展示会やイベントの参加などを代行する。価格は３０分単位の契約で１万円から。依頼企業がビデオ会議サービスＺｏｏｍなどを使用し、依頼内容を伝え出張代行者がオンラインで中継する場合や、業務終了後に報告書を提出するなどして対応する。主にアスリエがサービスの受注を担当し、アジアクリックやビジネスエンジンアジアがサービスの運用を手掛ける。専門知識が必要な場合は現地のパートナー企業と協力し請け負うという。対象国はタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インド、ミャンマー、香港、台湾。寺中社長は「東南アジアに向けて進出を考えている地場企業などにも利用してもらいたい。管理コストやリスクの削減にも寄与する。価格に関しての相談も受け付けている」と話している。
同社は創業２０１７年６月。資本金５００万円。決算期５月。スタッフ数６人。

2020年7月7日発行