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浜松市浜名区に浜松支店開設 ランテック


週刊経済2024年11月6日発行号

延べ床面積は1万3853㎡

冷凍、冷蔵の食品輸送などの㈱ランテック(福岡市博多区古門戸町、舛元健了社長)は2025年4月をめどに、浜松市浜名区に「浜松支店」を開設する。
複数の荷主から集荷した冷凍冷蔵商品を混載し、配送する「フレッシュ便」の関西地域での物量が増えており、関西、東海地域に構える8施設が手狭になったため近隣の浜松市に新設するもの。場所は浜松北IC西側。敷地面積は3万1762㎡。グループ会社のセンコー㈱(大阪市北区、杉本健司社長)が2025年1月末完成を目指し同所に建設中の鉄骨造4階建ての物流施設「センコーグループ新東名浜松物流センター」の1、2階部分延べ床面積1万3853㎡を賃借する。冷凍、冷蔵商品を取り扱い、スタッフ数は50人を計画している。また、敷地内には利用予約すればセンコーグループ以外の物流事業者でも利用できるトラック駐車場『TSUNAGU STATION(ツナグステーション)』もあり、長距離ドライバーの休憩場所として利用できる。同社では「長距離配送の中継拠点での活用も想定。来年度以降も関東、東北での支店開設を計画している」と話している。
同社は1953年7月設立。資本金5億1980万円。従業員数約3千人。2024年3月期売上高は641億8500万円。