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洋菓子店のFCを推進し年内に6、7店舗出店 石村萬盛堂 1月は田川市、福岡市西区今宿駅前に出店
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菓子製造・販売業の株式会社石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町、石村善悟社長)は、一月二十一日に田川市奈良、同二十八日に福岡市西区今宿駅前一丁目にそれぞれ洋菓子店「いしむら」をFCで新規出店した。
これでFCによる出店は三十一店舗となり、直営の二十九店舗を上回った。同社は今後も収益性の高いFC戦略を推進。年内までにはすでに出店が決定している長崎県諫早市、北九州市若松区内を含め、六、七店舗のオープンを予定している。
店舗概要は「いしむら田川店」が通称「添田赤池線」沿い、西鉄筑豊 営業所近くで、敷地面積は約九百九十平方メートル、店舗面積は約百八十二平方メートル。「いしむら今宿店」が旧国道202号沿い、倉庫生活館の向かいで、敷地面積は約八百六十平方メートル、店舗面積は約百七十二平方メートル。両店とも商品アイテム数は三百四十五で、初年度はそれぞれ一億四千万円の売上高を見込んでいる。
同社は一九〇五年(明治三十八年)十二月創業、四十九年二月設立、資本金は三千六百万円、〇四年六月期のグループ売上高は八十億円、従業員数は二百三十人、現在「萬盛堂」、「ボンサンク」、「いしむら」などの屋号で直営二十九店舗、FC三十一店舗、デパート二十六店舗の計八十六店舗を展開している。
石村社長は四八年六月十四日生まれの五十六歳、福岡市博多区出身、東京大学経済学部卒、趣味は読書、謡曲(宝生流)。女性から男性にチョコレートを贈る「バレンタインデー」に対し、男性が女性にマシュマロを贈る「ホワイトデー」を創設したことは有名。
2005.2.8 発行 週刊経済より