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法(のり)面事業のニチボーを子会社化  日本乾溜工業


シナジー効果見込み

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、伊東幸夫社長)は、地盤改良、法(のり)面保護工事などの㈱ニチボー(同市博多区、小溝宏志社長)の発行済の全株式を取得し、子会社化すること決めた。8月31日を譲受期日としてニチボーの株式を保有する㈱アルファービジョン(同、小田直哉社長)から同社の発行済の全株式を取得する。
日本乾溜工業はニチボーの法面、地盤改良事業における技術力や実績、経営理念と合致した環境と安全に配慮した姿勢などを高く評価。日本乾溜工業が主力とする建設事業において、同社の営業力と双方の技術力の融合により九州一円で受注機会の拡大などシナジー効果を見込めるとしている。取得価格は非開示。ニチボーは1966年2月設立。資本金5千万円。2019年6月期売上高は21億3100万円。

2020年8月18日発行