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法人向け海外プリペイドカード取り扱い開始  筑邦銀行    現地通貨引出や買い物など


 株式会社筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は8月11日、法人の社員やスタッフが海外出張時に使用するプリペイドカードの取り扱いを開始した。
 ATMでの現地通貨引出や商業施設での利用をプリペイドカードで処理することで、滞在費や活動費を持ち歩いて紛失するリスクを減らす。同行が注力する顧客の海外進出支援の一環。取り扱うのはアクセスプリペイドジャパン株式会社(東京都、坂根謙介社長)が運営する法人向け海外専用トラベルプリペイドカード「コーポレートキャッシュパスポート」。国内での事前チャージ上限は100万円で、世界210以上の国や地域で利用可能。MasterCard対応ATMや同カード加盟店が対象となる。年会費は無料だが、海外ATM利用時に150円の手数料が発生する。同行では「海外プリペイドカードを取り扱うのは、九州の地銀では初の試み。海外進出のサポート体制をしっかりと築いていきたい」と話している。