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求人求職サイトに「企業名鑑」掲載   テクノスマイル    Uターンなど地元就職希望者に対応


 総合人材サービス業の株式会社テクノスマイル(福岡市中央区天神2丁目、馬見塚讓社長)は、12月からインターネットの求人求職サイト「JOBOO(ジョブー)ふくおか」に、「求人企業名鑑」の掲載を開始した。
 これは求人情報と求職のタイミングのミスマッチ解消を図ったもの。JOBOOは企業側が無料で会員登録し、募集要項を登録すれば求人情報を掲載できるが、求人情報がないと企業情報も掲載されなかった。名鑑ではすぐに求人がなくても将来その可能性があれば、ずっと企業情報が掲載される仕組みで、Uターン、Ⅰターンなど長期的視野での転職希望者や新卒者の地元就職に対応する。求職者には「お気に入り」登録してもらい、企業側はその登録者に向けてアプローチできるのも特徴。名鑑には企業PR文、企業情報、代表者挨拶をはじめ、会社ロゴマークや勤務イメージなどの画像も掲載可能で、求人情報含め掲載は無料。採用が実現しても、紹介料を含め1人あたり5万円程度の報酬を支払うのみで、掲載費用が発生する従来型の求人サイトに比べて格安の料金設定となっている。
 同社では「福岡県内就職希望者が県内企業に就職することで、地域活性化の一助になれば」と話し、早期に1,000社の登録を目指す。
 同社は2,000年9月設立。資本金1億5,100万円。従業員数2,200人(07年3月末現在)。08年3月期売上高は100億円を突破する見込み。JOBOOは開発会社のイデアクロス(東京都)を本部に、1県に1代理店(事務局)を配置し、47都道府県毎の専用サイトにより地域密着型の求人求職サービスを提供している。