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水門、堰の製造などが落ち込み減収 ヤマウ


通期は黒字化見込む

コンクリート製品製造、販売業の㈱ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、小嶺啓藏社長)の18年9月期中間連結決算は、売上高が前年同期比2・6%減の81億100万円、経常損益が5億1300万円の赤字(前期は4億3100万円の赤字)となった。
九州内の防災・減災対策などへの予算配分が推移していく中、土木製品群を中心に受注強化に取り組み、主力のコンクリート製品の売上高は前年比2・2%と伸長。しかし水門、堰の製造及び施工・保守、地質調査・コンサル業務、土木工事事業が落ち込み、全体では2期ぶりの減収となった。利益面では公共工事の比重が高く、下期偏重の特性を有しているため経常赤字となったが、通期は売上高が227億円(同0・3%増)、経常利益は6億3000万円(同0・8%)の黒字決算を見込んでいる。

2018年11月20日発行