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水田除草機械を開発、発売 オーレック


水田用は同社初

乗用草刈機、自走式草刈機大手の㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は9月1日、水田除草機の新型機を開発、発売した。同社初の水田用の除草機械になる。

業界初という除草機「回転式レーキ(熊手、手把)」と「除草刃ローター(回転翼)」で、条間のみならず、従来では難しかった株間の除草を実現したのが特徴。また、機体前方に作業機を配置したことで、作業を目視確認でき、確実な除草が可能になった。4輪繰蛇、4輪駆動による安定した旋回で、枕地の欠株を最小限に抑え、次の列へと簡単にターンできる。製品名は「水田除草機WEED MAN(ウィードマン)SJ600・SJ800」。サイズは全長約3m、幅約2m、高さ約1・5m。価格は400万前後。同社では「当社にとって水田用は初。水稲に適応でき今後も業界初の製品開発に取り組んでいく」と話している。

2017年9月12日発行