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水田除草機が中小企業の新技術優秀賞に オーレック
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日刊工業新聞社など主催で
乗用草刈機、自走式草刈機の㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)が開発した水田除草機が4月9日、(公財)りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が共催する「第31回中小企業優秀新技術、新製品賞」で優秀賞を受賞した。
中小企業の振興を図り、国産業の発展を目的に新技術と新ソフトウエアを毎年表彰するもので、1988年から開始している。資本金3億円、従業員数300人以下の企業を対象に、2017年から18年までの2年間に開発を完了、販売開始した新技術や新製品が条件となる。新技術や新製品賞を評価する一般部門では、中小企業庁長官賞、優秀賞、優良賞、奨励賞4賞で評価。今年は応募総数349社の中から、計38社を選出。同社が受賞した「優秀賞」は、表彰状や盾に加え、副賞100万円が贈られる。
受賞製品「水田除草機WEEDMAN(ウィードマン)」は2017年、同社初の水田用として発売。「回転式レーキ(熊手、手把)」と「除草刃ローター(回転翼)」装備で、条間のみならず、従来では難しかった株間の除草を実現した。また、機体前方に作業機を配置したことで、作業を目視確認でき、確実な除草が可能になったという。
今村社長は「受賞を励みに農業発展に貢献するべく製品開発を続けていきたい」と話している。
2019年5月1.8日合併号