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水中ロボット競技会で準優勝 九州職業能力開発大学校


自走式ロボットで

厚生労働省が所管し、ものづくり産業に特化した人材を育成する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は5月27日開催の「水中ロボット競技会」に出場し、準優勝を獲得した。
同競技会は、海洋関連の団体で構成するテクノオーシャン・ネットワーク(神戸市、山内隆司会長)が主催するもの。海底やダムなど、人が近寄れない場所で水中ロボットを操作する能力を身に付けることが狙い。実際の競技会ではプールを使用する。同大学校は、水中ロボットに内臓カメラを搭載し、目標物を映像で感知しながら自動で動くようにプログラミングする「AUV(自走式ロボット)部門」で水中に仕掛けられた課題をクリアし、出場した9チームのなかから2位の準優勝を獲得した。
同大学校では「今後もさまざまな大会に出場し、学生が活躍できる場を積極的につくっていきたい」と話している。

2018年7月10日発行