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気軽に使える子ども用虫よけスプレー発売  リトル・ママ    宇津救命丸とのコラボ第一弾


 子育て情報フリーペーパー発行の株式会社リトル・ママ(福岡市中央区警固2丁目、森光太郎社長)は6月20日、子ども専門の総合医薬品メーカーの宇津救命丸株式会社(東京都千代田区神田駿河台3丁目、宇津善博社長)と共同開発した子ども用虫よけスプレー「ママニーズ アウトドアスキンウォーター」を発売した。
 宇津救命丸にとっては新たなBtoCの販促チャネル開発として、リトル・ママが情報収集・発信に加え、商品開発、販売まで手掛ける新規事業として、立ち上げたコラボブランド「ママニーズ」の第一弾。ジカ熱やデング熱が世界的流行として注意喚起されているにも関わらず、既製品では乳児には使用できないものや回数制限があるもの、高価なものなどが多く、気軽に利用できる子ども用の虫よけ商品として商品化した。
 「アウトドアスキンウォーター」は化合成分「ディート」を使用せず、天然ハーブ由来成分を配合することで、年齢や回数制限なく使用できる。容量は300mlで、価格は2480円(税込み)、インターネットのみで販売する。森社長は「現在、情報収集から商品開発、広告・販促、販売までの事業モデルを構築している。今後は海外展開も視野に入れていきたい」と話している。
 リトル・ママは、2001年12月設立。資本金3000万円。従業員41人。福岡、東京、名古屋に拠点を構え、フリーペーパー「リトル・ママ」を全国33万部発行している。
 宇津救命丸は1597年創業。1931年2月設立。資本金4800万円。従業員20人。子供の夜泣きやかんむし、胃腸虚弱などの症状を緩和するために自律神経の安定や体質を強壮にして抵抗力を高め、過敏になった神経を抑える効果を持つ「宇津救命丸」をはじめとし、子ども向けの風邪薬や下痢止めなどを開発、販売している。