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気候変動適応推進事業がスタート 福岡県環境部
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8月にセンター設置予定
福岡県環境部(吉留総部長)は、今年度から昨年12月に施行された気候変動適応法に基づき、気候変動適応推進事業をスタートさせる。
気候変動の影響による被害防止や軽減策の推進が目的。環境部では8月にも太宰府市の環境研究所内に気候変動センターを設置。国立環境研究所や福岡管区気象台と連携し、気候変動や適応策に関する情報の収集、整理・分析し、市町村などに提供する。これに併せて、関係機関による推進協議会を設置、気候変動による影響や適応策について情報共有を図るとともに、気象台や専門家の助言・提言によって、効果的な適応策を推進する。
吉留部長は「全国10都道府県程度で設置が進んでいる」と説明した上で、「市町村等への提供を通じて、気候変動の影響による被害防止や軽減策を推進していきたい」と話している。
2019年7月2日発行