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民間連携の支援事業に福岡県から2件が採択 JICA九州


週刊経済2021年5月25日発行

九州では前年比3件増の4件

独立行政法人国際協力機構九州センター(北九州市八幡東区平野2丁目、以下JICA九州、植村吏香所長)は4月20日、2020年度第二回「JIA中小企業・SDGsビジネス支援事業」の採択案件を発表、福岡県で2件が採択された。
太陽光発電システムなどの㈱FUKUSHO(北九州市八幡西区、福岡竜太社長)と、建設機械の仕入れ・販売などの㈱ウエスト・マネージメント(田川郡香春町、堤田継雄社長)。FUKUSHOはセネガルでの小規模太陽光発電システムの設置による地方電化及び技術移転事業の案件化調査に取り組む。ウエスト・マネージメントはカンボジアで日本製中古小型建設機械の流通及び活用にかかる案件化調査を実施する。中小企業・SDGsビジネス支援事業は基礎調査、案件化調査、普及・実証ビジネス化事業の3段階で、それぞれの段階別にサポート体制を構築されている。同事業は2012年度から実施されており、これまでに九州から79企業(案件)が採択されている。