民都機構と共同でまちづくりファンド設立　筑後信用金庫

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九州初

筑後信用金庫（久留米市東町、江口和規理事長）は２月２６日、（一財）民間都市開発推進機構（東京都江東区、花岡洋文理事長）と共同でまちづくりファンドを設立した。
同ファンドは民間都市開発推進機構が全国の地域金融機関と連携したマネジメント型ファンドで全国１６件目、九州では初となる。投資対象は久留米市、うきは市、八女市の３エリアで、空き家や空き店舗などを活用したリノベーションを通じたまちづくり事業を支援する。資金規模は５０００万円（筑後信用金庫２５００万円、民間都市開発推進機構２５００万円）で、１件当たりの投資額は５００万円～１０００万円を想定している。既に１号案件としてうきは市で古民家のリノベーションを進めており、今後は支店単位での営業や地元の商工会と連携するなどして出資企業を募る。江口理事長は「筑後地方における市街地活性化を図ることで、民間のまちづくり事業の後押しとなることを期待している」と話している。

2020年3月10日発行