民事信託サポートの取り扱い開始　北九州銀行など３行

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円滑な資産承継が可能に

㈱山口フィナンシャルグループ傘下行の北九州銀行（北九州市小倉北区堺町１丁目、藤田光博頭取）など３行は４月１６日、民事信託サポートサービスの取り扱いを開始した。
高齢化が進む中、顧客の家族などに財産管理を託す民事信託の仕組みを活用することで、認知症などの判断能力低下時の備えや円滑な資産承継を可能とするもの。民事信託サポートサービスでは、不動産や企業オーナーに対して、専門家の紹介による信託契約締結の支援や、信託契約における金融サービスなどを提供する。民事信託契約上の受託者向けに、賃貸を目的とする住宅などの新築、増改築資金、中古賃貸住宅と敷地の購入に対する不動産融資も実施。傘下行の山口銀行、もみじ銀行でも同サービスを開始した。同行では「急速な高齢化に伴う資産管理や多様な資産承継ニーズに対応していく」と話している。

2018年4月17日発行