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歩行障害向けに歩行補助装置を開発  安川電機    2015年に製品化予定


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、津田純嗣会長兼社長)はこのほど、芝浦工業大学と広島大学、株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズと共同で、歩行障害に対応する歩行補助装置を開発した。2015年での製品化を目指す。
 商品名は「足首アシスト歩行装置」。脳卒中などによって歩行障害を持つ人々に向けて、同社のモーターを使って足首の底背屈動作をサポートするもの。両足の足裏センサーの情報をもとに歩行に求められる足首の底屈、背屈の動きを補助する。13年度から3カ年の新中期経営計画の中にもある新規事業創出・コア事業化の実現に向けた医療・福祉分野の脳血管障害などに対するリハビリ機器への取り組みの一環。芝浦工大、広島大、株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズによる長年の研究成果に同社の技術をもとに実用化に向けた共同研究を進めていた。