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橋脚建設に向け、レール、旧ホーム撤去へ 北九州市


折尾駅周辺連続立体交差事業

北九州市が手掛ける折尾駅周辺連続立体交差事業が、2019年度完成に向けて一部線路の工事が終盤を迎えている。

鹿児島本線、短絡線、筑豊本線のうち筑豊本線西側では橋脚を建設中で、今秋に橋脚上の土台の建設に取りかかる。今年1月に仮線路に切り替えた鹿児島本線では、北側で今年中に橋脚建設に取りかかることを目標にレールや旧ホームを撤去中。18〜19年度中の高架切替を目指す。

工事を担当する一田剛折尾総合整備事務所計画課事業調整係長は、「各ポイントで平行して事業が進行している。事業計画に沿って慎重に進めていきたい」と話している。

同事業は19年度の完成を目指し04年から開始されたもので、最終的に踏切9カ所を撤去、駅の利便性向上や南北の交流促進を目的としている。総事業費は約350億円。

2017年7月11日発行