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横置き可能な空気浄化装置を開発 アイクォーク
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11月中旬に発売予定
電子機器の受託設計・製造、自社商品開発などを手掛けるアイクォーク㈱(糟屋郡志免町南里6丁目、立石憲治社長)は11月中旬、空気浄化装置の新商品「エアネックス41」を発売する。
同社では、VOC(揮発性有機化合物)分解・除菌性能を持つ空気浄化装置「エアネックス」シリーズを展開。光触媒をコーティングした筒形の金属に、殺菌効果を持つUVランプを内蔵した反応器によってVOCを分解、除菌効果を発揮する。新商品は既存のモデル「エアネックス400」(価格は税抜き12万5千円)と同じ反応器4本の性能を維持しながら小型化、内蔵の集じんフィルターを省くことで価格を抑えた。価格は9万5千円(税抜き)で、同社直販のほか代理店でも販売する。装置は縦型だが、側面にも吸い込み口を付けたことで、横置きでの利用も可能にした。
立石社長は「空気浄化装置について多数のお問い合わせをいただく中、既存モデルでは価格がハードルになっていたため、新モデルで小型化・低価格化を進めた。卓上での利用が可能なので、会議室などでの利用を想定している。まずは月間100台~200台の販売を見込み、月間500台の販売を目指したい」と話している。
同社は2000年9月設立。資本金は1千万円。従業員数50人。
2020年11月3日発行