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横浜の物流業・日新に分譲地を引き渡し 福岡市


アイランドシティの用地D区画

福岡市は、アイランドシティ港湾関連用地D区画について土地売買契約を結んでいた総合物流業の㈱日新(横浜市、筒井雅洋社長)から分譲代金を受領したのに伴い、7月18日に分譲地を引き渡した。
日新が取得したのはアイランドシティ(福岡市東区みなと香椎3丁目)の1区画で、青果市場(ベジフルスタジアム)の奥、外貨コンテナターミナルの北側のD区画。分譲面積は1万4702㎡。分譲価格は17億8091万円(分譲単価12万1100円/㎡)。倉庫・ロジスティクスセンター用地として、3階建て物流施設(延べ床面積1万3611㎡)を建設。2020年4月の稼働を予定している。
日新は1938年に川崎市で「日新運輸㈱」として創業・設立。資本金は60億9700万円。独立系の総合物流業で、事業構成は国際物流約60%、国内物流約20%、旅行その他が約20%。連結売上高は2012億900万円(2018年3月期)。福岡市には百%子会社㈱九州日新(福岡市東区、中谷文治社長)がある。

2018年7月31日発行