NEWS

横浜の商業施設に新ブランドのスープ専門店  ピエトロ


4店舗目

東証1部上場でドレッシングなど食品製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は3月14日、横浜市神奈川区金港町のショッピングモール「横浜ベイクォーター」3階に新ブランド「PIETRO A Day(ピエトロ ア デイ)」のスープ専門店をオープンした。
これは昨年4月に同ブランドを立ち上げ、レトルトタイプながらクオリティの高いスープをメイン商品として直営店やや自社オンラインストアで展開するスープ事業をドレッシングやパスタ関連商品に続く第3の柱として育成する一環。直営店は昨年4月の東京・有楽町店、6月の神奈川・溝口店、11月の福岡・岩田屋店に続く4店舗目。出店した施設は横浜駅きた東口から徒歩3分に立地する。新店舗「ピエトロ ア デイ スープショップ&カフェ横浜ベイクォーター店」では、横浜をイメージして作った同店限定の「横浜チャウダー オマール海老のビスク仕立て」をはじめとしたスープ15~20種類と関連オリジナルグッズなどを販売。また、スープのテイクアウトに加え、スープやサラダなどを店内のカフェスペース(26席)で飲食可能。営業時間は午前10時から午後8時までで、ラストオーダーは午後7時半。今後、月ごとにスープアートや料理教室などワークショップの開催も計画していくという。

創業40周年記念のファンブック刊行

また、同社と出版、映像事業などの㈱KADOKAWA(東京都千代田区、松原眞樹社長)は4月1日、ピエトロの商品やレストラン情報、開発秘話などを掲載したファンブック「ピエトロWalker」を刊行した。
今年12月に創業40周年を迎えるにあたって記念事業を展開する一環として、「ピエトロブランドのすべてが分かる1冊」としてムック本を刊行したもの。1980年12月に「洋麺屋ピエトロ」として福岡市天神にレストランをオープンして以来、革新的なパスタメニューの展開や、レストランでサラダにかけていたドレッシングのロングセラー商品化で全国区企業へと成長していった同社。同書では、現在同社CMに出演中の中村倫也さんや、以前CMに出演していた佐々木希さんをはじめ、ファンを公言する俳優やタレント、スポーツ選手などへのインタビューを掲載。
また、レストランの楽しみ方や人気メニューランキング、同社で「大きな厨房」と呼ぶ工場の潜入ルポ、創業者・故村田邦彦前社長の挑戦や語録、創業メンバーの西川啓子会長のインタビューなどをまとめた40年のヒストリー、同社商品を愛好する料理家によるお手軽レシピ、全商品カタログなどレストランや商品のおいしさの秘密や魅力を徹底紹介している。このほか、高橋社長や宮川慎一専務のインタビューをはじめ、「ピエトロ活用術」のコーナーなどには多くの社員が登場し、ファンはもちろん、就職活動の学生などが同社を知る上で貴重な資料となり得る内容となっている。価格は900円(税抜)。

2020年4月28発行