NEWS

構造改革奏功し統合後最高益 岩田屋三越


営業益、経常益とも8割増

㈱岩田屋三越(福岡市中央区天神2丁目、細谷敏幸社長)の2019年3月期決算は、売上高が前期比0・5%減の1172億3000万円、経常利益が同80・4%増の13億1700万円で減収増益だった。
営業利益は同78・3%増の13億4900万円。営業利益、経常利益とも、2010年の岩田屋、福岡三越統合後最高益となった。売り上げは物販催事の縮小や空港売店の閉店があったものの、インバウンド売上増加や化粧品の拡大などにより、前年並みを維持。利益面は徹底した構造改革による販売管理費削減が奏功した。当期純利益は特別損失計上で同19・2%減の5億5900万円だった。
今期は売上高で18年度比2・8%減の1140億円、経常利益で同4・2%増の13億7200万円を見込む。

2019年6月25日発行