NEWS

  • 地域

業績見通しを上方修正し新中計策定  シノケングループ    来期末売上高1000億円超に


 投資用アパート・マンション販売の子会社を傘下に持つ株式会社シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)は11月9日、今期業績を含む中期連結業績見通しを上方修正、来期末で売上高1000億円、経常利益100億円を突破する見込みの新たな中期業績見通しを発表した。
 主力事業のアパート販売事業、マンション販売事業が昨年10月に公表した見通しを上回る業績で推移し、ゼネコン事業や賃貸管理などストックビジネス全事業の業績も順調に推移しているため。今期末の連結売上高は当初計画比11・1%増の800億円、営業利益が同33・3%増の100億円、経常利益が同33・8%増の95億円、当期純利益は同30・2%増に上方修正した。
 これにともなって新たに策定した17年度からの中期見通しでは、17年12月期が売上高1050億円、営業利益110億円、経常利益105億円、当期純利益75億円。18年度は売上高1150億円、営業利益120億円、経常利益115億円、当期純利益82億円。19年度は売上高1250億円、営業利益130億円、経常利益125億円、当期純利益91億円となっている。また19年度末には自己資本比率が40%超となるとともに、現金預金残高が有利子負債を上回る実質無借金経営となることを見込んでいる。