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業績予想を増収増益に上方修正 ヤマシタヘルスケアホールディングス


経常利益は期首予想比71%増

医療機器消耗品卸業のヤマシタヘルスケアホールディングス㈱(福岡市中央区渡辺通3丁目、山下尚登社長)は7月4日、2019年5月期連結決算業績予想で売上高を期首予想比3・3%増の615億3300万円、経常利益を同70・7%増の6億2200万円に修正した。
医療機関の設備投資需要が好転したことから、すべての事業において昨年度実績を上回り増収、物流効率化やコスト削減が功を奏し増益となる見込み。前期比ベースでは売上高が4・8%増、経常利益は38・5%増と増収増益を予想。また透析関連機器を販売する子会社・㈱トムスでは、公定価格の引き下げや業界の競争が激しいことから利益率が低下したことに加え、従業員の増加や事業所移転によるコストが増加し特別損失として2億1000万円を計上する。
山下社長は「営業体制の強化による競争力強化への取り組みに一定の効果があった」と話している。

2019年7月17日発行