NEWS

  • 地域

業務連携・協力に関する覚書を締結  北九州市と県信用保証協会    中小・小規模企業者の振興を推進


 北九州市(北橋健治市長)と福岡県信用保証協会(福岡市博多区博多駅南2丁目、牛尾長生会長)は6月22日、「創業・雇用に係る国家戦略特区における業務連携・協力に関する覚書」を締結した。
 今年1月に北九州市が「国家戦略特区」に指定されたことを機に、両者が連携して創業支援などの中小・小規模企業者の振興を推し進めていく狙い。この締結に基づく連携業務の第1弾として、同市の中小企業融資制度「開業支援資金」に必要な保証料を、市と保証協会が折半して負担することで、利用者が負担する保証料をゼロにする施策を実施(初回のみ)。これにより利用者は創業時の資金調達が従来よりも有利になる。同資金の融資上限額は3000万円で期間は10年以内(うち据置2年以内)。融資利率は年1・30%または1・40%。信用保証料率は0・36%~1・38%(2回目以降)。適用は7月1日の保証協会受付分から。申し込み先は同市中小企業振興課、北九州商工会議所のほか、新たに追加された市制度融資取扱金融機関15行(みずほ銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、筑邦銀行、北九州銀行、十八銀行、親和銀行、佐賀銀行、大分銀行、福岡中央銀行、西京銀行、豊和銀行、福岡ひびき信用金庫、遠賀信用金庫、商工組合中央金庫)。