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業務用エコキュートなどが伸び悩み減収  昭和鉄工


経常利益は9・7%増

熱源、空調機器メーカーの昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町宇美、福田俊仁社長)の2020年3月期連結決算は、売上高が前期比2・4%減の120億4200万円、経常利益が9・7%増の3億8900万円だった。
業務用エコキュートや空気清浄機などが伸び悩み減収、固定費最小化などで増益となった。事業別売上高は機器装置事業が、空調機器は好調だったものの熱源機器や環境機器の売上減とサーモデバイス機器の熱処理炉で失注したことから8・3%減の69億8800万円、素形材加工事業は鋳造品や都市景観製品が好調で11・1%増の21億5千万円、サービスエンジンミアリング事業は有料サービスや保守契約が伸び4・6%増の29億4800万円。同社では「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で業績予想が見通せない状況。2021年3月期は未定とする」と話している。

2020年5月26日発行