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株式給付信託を導入 FCホールディングス


従業員の帰属意識の醸成図る

交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同)は5月9日、従業員に対して自社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J‐ESOP)」の導入を発表した。
従業員の帰属意識の醸成や、株価上昇に対する動機づけなどの観点から導入を決めた。個人のマネジメントに対する貢献度や業績等に応じてポイントを付与し、株式給付規程に定める一定の条件により受給権の取得をした際、付与ポイント相当の自社株式を給付する仕組み。従業員に対し給付する株式については、あらかじめ信託設定した金銭で将来分も含め取得し、信託財産として分別管理する。信託の設定時期、金額等は未定。同社では「従業員の株価および業績向上への関心が高まり、これまで以上に意欲的に業務に取り組むことを期待している」と話している。
FCホールディングスは2017年1月設立。資本金4億円。2017年6月期連結売上高は68億5700万円。

2018年5月22日発行