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株式公開を視野にグループ2社を吸収合併  アクセス・ジャパンCo.    売上高80億円に


 製造業向け人材派遣、業務請負の株式会社アクセス・ジャパンCo.(筑後市長浜、野田高広社長)は、今秋までにグループの人材派遣業2社を吸収合併する。
 株式公開を視野にグループ内の人材派遣業を集約することで、管理コストを削減するとともに事業規模の拡大を図るもの。吸収するのは、オフィス向け人材派遣業のAJコーポレーション(久留米市、同社長)、製造業向け人材派遣、経営コンサルティングのQCDクリエイト(横浜市、同社長)。アクセス・ジャパンCo・の07年7月期売上高は43億9800万円だが、3社の直近売上高の単純合計は80億円になる。資本金は現在の2000万円から7000~8000万円にする予定。野田社長は「合併を機に上場できるような企業体制を整えていきたい」と話している。
 同社は2001年3月設立。経常利益は1億9400万円。グループ企業はほかに物流業のアクセス物流、スポーツ関連リースのアクセスS・Rがある。野田社長は福岡県出身。1950年1月25日生まれの58歳。趣味はスポーツ。ブリヂストンの工場課長を経験し、同社を創業。