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株式会社シティ情報ふくおかを傘下に  アプライド    ウェブ活用した事業育成へ


 パソコン総合専門店のアプライド株式会社(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治社長)は、4月6日、タウン情報誌「シティ情報ふくおかクラス」を出版する株式会社シティ情報ふくおか(同市中央区渡辺通5丁目、間直樹社長)の発行済株式数の76%を1,000万円で取得し、傘下に収めた。
 同社ではこれまで、パソコンや情報機器関連の技術を生かし、個人や法人向けに快適なIT環境を提案することを基軸にしていたが、今期から新規事業部の立ち上げや、他社との提携強化を進めていた。今回の株式譲受で、株式会社シティ情報ふくおかのブランド力や情報、技術を生かし、九州、山口への情報配信ビジネスの展開のほか、ウェブを生かしたビジネス展開で出版、マーケティング、情報サービスを新たな基幹事業にする。
 なお、株式会社シティ情報ふくおかの親会社、秀巧社印刷株式会社との人的、資本的関係はない。「シティ情報ふくおか」は、1976年に福岡のタウン誌の草分け的存在として創刊。フリーペーパー台頭やインターネットの普及で05年6月に休刊後、同年11月に「シティ情報ふくおかクラス」として再開していた。06年7月期売上高は1億7,500万円、経常損益は900万円の赤字だった。