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柳川観光列車・水都をリニューアル 西日本鉄道
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新型3000系車両に
西日本鉄道㈱(倉富純男社長)は7月22日、天神大牟田線で運行する柳川観光列車・水都(すいと)をリニューアル、新型車両で運行を始めた。
水都は天神大牟田線沿線地域の活性化を目的に15年10月4日から特急車両の8000系を観光列車に改装し、運行していたが、8000系車両が製造初年から約30年経過していることから、新型の3000系車両に変更した。車体デザインは8000系車両デザインのテーマである「柳川の四季」を踏襲しながら、旧柳川藩・立花家の城下町だった柳川に残る武家文化を表現するため、漆黒色を取り入れた。また、車内には柳川観光のパンフレットや物産品を展示するキャビネットに加え、立花家史料館から寄贈された雷切丸拵(らいきりまるこしらえ)のレプリカを新たに展示するほか、訪日外国人観光客向けに無料Wi—Fiを導入する。通常運賃で乗車でき、平日は福岡—大牟田間を3往復、土日祝日は6往復運行する。
22日には福岡(天神)駅で新旧車両の引継式があり、庄崎秀昭鉄道事業本部長、九州運輸局の首藤侑一郎鉄道部長、柳川市の金子健次市長らがテープカットに臨み、車両のリニューアルを祝った。
2017年8月8日発行