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柳川合同に1950万円の株式投資 大阪中小企業投資育成 初投資
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投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成 (大阪市北区中之島3丁目、齋藤浩社長)は8月31日、一般貨物自動車運送の 柳川合同(柳川市西浜武、荒巻哲也社長)に1950万円の新規株式投資を実施した。
柳川合同は1954年4月設立。資本金6000万円。従業員50人(グループ全体228人)。2016年3月期売上高は30億円。筑後地区大手の一般貨物自動車運送業者で、本社近隣のほか関東、関西地区に7拠点を有する。輸配送や荷役・保管業務のほか一部荷主に対しては包括的な物流業務を受注する3PL事業も手掛けている。8月に倉庫を拡張した県央営業所(三井郡大刀洗町)の設備投資やガバナンス強化が主な狙い。
大阪中小企業投資育成は1963年11月設立、資本金68億2200万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の24府県を営業エリアとしており、九州支社(福岡市中央区天神1丁目、山本昌範支社長)は92年4月に九州事務所として開設、06年、支社に昇格した。
海外拠点の中核人材育成セミナーを開催
また同社は10月19日、大博多ビル(福岡市博多区博多駅前2丁目)で海外進出先の中核人材育成セミナーを開く。
主に開発途上国の産業人材を対象とした研修、専門家派遣などの技術協力を推進する人材育成機関・一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)によるプレゼン型の内容。日本政府の補助事業を活用した人材育成手法を紹介する。講師はHIDAの田中宏幸研修業務部受入研修管理担当部長兼中小企業相談室担当部長が務める。場所は11階のリファレンス大博多会議室。時間は午後2時~同4時まで。参加費は無料。同社では「当日はHIDAの制度を実際に利用されている中堅・中小企業にも出席いただき、制度利用の状況を紹介してもらう予定。現地法人の人材強化、経営の現地化の促進に活用してほしい」と話している。