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板金コンテストで「審査委員会特別賞」 ナサ工業


「特別奨励賞」も受賞

昇降機関連の部品、外装などを製造するナサ工業㈱(粕屋郡須恵町、長澤貢多社長)は3月9日、「第31回優秀板金製品技能フェア」で「審査委員会特別賞」と、10年連続出品を称えた「特別奨励賞」を受賞した。
同コンテストは、板金製品や作品を募集し、その加工技術を発展させることを目的に職業訓練法人アマダスクール(神奈川県)が毎年開催しているもの。国内外の板金加工企業が出品でき、今年の出品件数は国内外から263点、受賞件数は67点。
同社が出品したのは、ステンレスの板金を加工してつくった「御神輿(おみこし)」。高さ30センチほどの置き物で、御神輿の細部まで板金を加工して再現した点が特徴。「特異性がある優秀な作品」として「審査委員会特別賞」に選ばれた。また同社は10年連続で作品を出品し続けていることから「特別奨励賞」も受賞している。同社では「受賞を機に、今後もさまざまな作品づくりに力を入れていきたい」と話している。
同社は1974年10月設立。資本金1500万円。従業員数は約90人。

2019年3月26日発行