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板場修業経験をつづった自叙伝を出版 春義の渡辺康博社長
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初の著書
飲食店運営の㈱春義(福岡市博多区博多駅東1丁目)の渡辺康博社長は4月13日、自叙伝を出版した。初の著書。
著書名は「日本料理はなぜ世界でいちばんなのか 私が『吉兆』で学んだ板場道」。渡辺社長が板場修業として40カ所を渡り歩いた体験や、高級料亭「吉兆」での経験、統括料理長としての経営の手法などをつづっている。サイズはB6判、全223ページ建てで価格は1400円(税抜)。全国の書店やネットで販売する。渡辺社長は「この業界に入った覚悟や大変さ、成長過程をつづった。日本料理の移り変わりや職人と商売人のバランスについても書き記した」と話している。
同社は2016年11月設立。資本金700万円。売上高6億円(2018年4月期)。従業員148人。日本料理店の「海山邸」や「海峯魯」、フレンチやイタリアンなどの飲食店11店舗を運営している。渡辺社長は福岡市博多区出身。1968年2月9日出身の50歳。九州産業大学九州高等学校卒。
2018年5月29日発行