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東電HDの子会社などから15・7億円調達 ウェルモ
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業務提携も
介護プラットフォーム開発の㈱ウェルモ(福岡市博多区博多駅東1丁目、鹿野佑介社長)は3月26日、東京電力ホールディングス子会社の東京電力パワーグリット㈱(東京都千代田区、金子禎則社長)とみずほキャピタル㈱(同区、大町祐輔社長)、個人株主から15億7000万円の資金調達を実施した。
今年発売予定のケアプラン作成支援AI「CPA」や介護事業所の情報プラットフォーム「ミルモ」の研究開発のほか、収益拡大とデータベースの強化に向けたリソースの確保などに充てる。また、同社は同日付で東京電力パワーグリットと業務提携した。子会社のエナジーゲートウェイが持つ電力センサーを用いた自宅内での生活行動を推定する技術とウェルモのケアプラン作成支援AIを連携させることで、身近にある電力データに基づくケアプラン作成の効率化や介護の質の向上を図っていく。同社では「今年は自社でゼロから研究開発をしてきた『CPA』の発売を控えており、事業をさらに加速させる年となる。『当たり前の幸せを、すべてのひとに』という我々の目指す社会に向けて、引き続き歩みを止めず進んでいきたい」と話している。
同社は2013年4月設立。資本金17億200万円、従業員138人。
2020年4月7日発行