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東証2部に上場 日創プロニティ
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福証もQボードから本則市場に変更
金属製品加工を手掛ける日創プロニティ㈱(福岡市南区向野1丁目、石田徹社長)は7月16日、東証2部に上場した。
事業拡大や人材確保のため、全国区の市場上場で認知度を高め、企業価値の向上を図る狙い。同時に福証Q‐boardから福証本則市場に市場変更した。同社は7月、大阪に事業開拓グループを設置。中期経営計画で掲げている新たなビジネスモデル確立の一環で、電気機械製造分野に参入する考え。19年8月期第3四半期決算は売上高が前年同期比2・2倍の109億2000万円、経常利益は同3・4倍の18億9000万円で増収増益だった。今期連結業績は売上高が前期比52・5%増の130億円、経常利益は同61・3%増の17億8000万円を見込んでいる。石田社長は「M&Aなどを活用し、早急にグループ10社体制にもっていきたい。きっかけがあれば、将来的な海外展開を見据えている」と話している。
同社は1983年9月設立。資本金11億7696万8000円。従業員278人。
2019年8月6日発行