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東証1部に市場変更 テノ.ホールディングス


11月12日

公的保育事業ならびに受託保育事業を展開する子会社2社を傘下に持つ東証マザーズ上場の㈱テノ.ホールディングス(福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長)は11月12日、東証1部に市場変更する。
同社は2018年11月に東証マザーズと福岡証券取引所Qボードに上場していた。
福証Qボードからは福証本則市場に変更する。
同社は1999年7月創業。福岡をはじめとした九州と首都圏を中心に認可保育所、受託保育所などを280カ所以上展開する。19年12月期の連結売上高は100億5077万円。創業以来、20期連続増収を続けている。

名古屋市の認可保育所運営会社を子会社化

また、同社は名古屋市の認可保育所運営会社、オフィス・パレット㈱(紀藤敦子社長)の全株式を取得し、子会社化する。12月1日予定。株式の取得価格は7億5500万円。
これまで九州と首都圏を中心に展開してきたテノ.ホールディングスだが、認可保育所3カ所、小規模認可保育所5カ所を運営するオフィス社を子会社化することで、中部エリアの拡充を狙う。
オフィス社は1988年10月設立。資本金は700万円。20年3月期の売上高は5億6600万円。

2020年11月10日発行