東証一部上場企業のグループ一員に 　駅前不動産ＨＤ

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経営陣は続投、開発に注力

㈱駅前不動産ホールディングス（久留米市東櫛原町、嶋田聖社長）は１０月末、借上社宅・賃貸管理業などを展開する東証一部上場の㈱リログループ（東京都）に発行済み株式の大半を譲渡し、同グループの一員となった。
㈱リログループ傘下で賃貸管理事業の㈱リロパートナーズの一員となることで、互いに相乗効果が見込めることから契約に至った。駅前不動産ＨＤは今後、開発事業や買取再販事業の強化を図っていく。経営陣は続投させる。嶋田社長は「グループ傘下となることで、互いに企業ノウハウを共有でき、ネットワークの拡大が図れる。また、経営基盤の強化にもつながり、今後の開発力向上にもつなげることができる」と話している。
中核の㈱駅前不動産は１９９５年設立。１６年にグループ１０社からなる持ち株会社制に移行し、㈱駅前不動産ホールディングスを立ち上げた。資本金２０００万円。従業員数はグループ合計３６５人。１９年度のグループ合計売上高は８４億円。
㈱リログループは１９６７年３月設立。資本金２６億６７００万円。従業員数は約３７００人。１９年３月期売上高は２５０８億６０００万円。

2019年12月17日発行