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東証スタンダード市場に上場 西部技研


週刊経済2023年10月17日発行号

設備投資強化や人材確保へ

省エネ・環境保全装置機器製造販売の㈱西部技研(古賀市、隈扶三郎社長)は10月3日付で、東京証券取引所スタンダード市場に上場した。
EV車の普及により電池の製造現場において主力製品の一つ「デシカント除湿機」のニーズが高まっていることから資金調達を強化し、設備投資の拡大につなげる。また、上場により知名度向上を図り、優秀な人材確保も図る。初値は2600円の公開価格を3・3%上回る2687円だった。同社は「上場を大きな節目として、今後は株主や投資家の付託にも応え、さらなる成長を目指していきたい」と話している。
同社は1965年7月設立。資本金7億1100万円。従業員数348人(23年7月末時点)。